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吹田市の第4次総合計画とは?その概要と理念

吹田市の第4次総合計画とは?その概要と理念


吹田市は2020年(令和2年)41日に中核市に移行した、大阪市に隣接する関西首都圏のベッドタウンです。

 

吹田市の東側には茨木市・摂津市が、西側には豊中市、南側には大阪市、北側は箕面市に接し、大阪府の中心エリアとして公共交通網も発展。

 

吹田市南部は標高10m前後のなだらかな低地が続き、街中に激しい起伏もなく住みやすいことから多くの方が生活する人気エリア。

 

2020年、吹田市が中核市に移行したことで今までよりも自治権限が強化され、民生行政に関する事務や保健衛生行政に関する事務、環境保全行政に関する事務、そして都市計画等に関する事務なども吹田市が対応できることになり、吹田市民の暮らしを守り、行政上の問題解決に挑戦しやすい環境が整いました。

 

中核市となり吹田市が負う責任が大きくなったこと、さらに吹田市を取り巻く環境が大きく変化していることなどから平成31年(令和元年)4月に「吹田市の第4次総合計画」が策定・発表されました。

 

今回は吹田市の第4次総合計画についてまとめています。

 

吹田市の第4次総合計画はなぜ策定されたのか


吹田市の第4次総合計画はなぜ策定されたのか


 



<3次吹田市総合計画が発表されて以後の社会環境激変>

 

吹田市では昭和54年(1979年)に第1次吹田市総合計画が発表されて以来、すでに40年以上の年月が経過しました。

 

その間、時代の変化に合わせて第2次、第3次吹田市総合計画が発表されてきましたが、第3次吹田市総合計画が策定された平成18年(2006年)からすでに10年以上の時間が経過し、吹田市を取り巻く社会環境や経済状況は大きく変化しています。

 

・世界経済の混迷 ・東日本大震災のような大規模災害発生 ・全国的に少子高齢化がすすむ中、吹田市は転入超過による人口増が続いている ・人口増加による待機児童急増 ・全国的にすすむ少子高齢化 ・社会保障費の増大による経済成長の鈍化など

 

ざっとあげただけで吹田市を取り巻く状況や環境は激変しており、これら要因により吹田市総合計画の見直しを余儀なくされたのです。

 

<3次吹田市総合計画の年次目標との関係>

 

3次吹田市総合計画の年次目標は平成32年度(2020年度)と決められており、年次目標に到達することから、次の目標を策定し発表するのが最適と判断されました。

 

あらためて吹田市が目指すべき理想の姿、目標、街の将来像を再考することで、つぎの10年にどんな街づくりをすればよいのか、その指針となるべく吹田市第4次総合計画が策定・発表されたのです。

 

吹田市第4次総合計画の計画期間は「平成31年(令和元年)(2019年)から令和10年(2028年度末)」の10年間となっています。

 

吹田市を取り巻く基本状況…吹田市の総合計画が目指すもの


吹田市を取り巻く基本状況…吹田市の総合計画が目指すもの


 


<人口減少と少子高齢化の進行>

 

吹田市は転入超過により人口が増加していますがこれは一般的なことではなく、全国的にみると少子高齢化が確実にすすんでいます。

 

今後少子高齢化がすすむとともに、吹田市でも今後、医療・介護・年金などの社会保障費が増大、さらに生産年齢人口減少により税収減少のダブルパンチで財政が圧迫されるのは間違いありません。

 

今後はさらに人口動向をにらんだ対策が必要になってきます。

 

<安心安全に対する吹田市民の意識の高まり>

 

大規模災害・東日本大震災をきっかけに「大規模地震や台風、ゲリラ豪雨により被害を受けるのではないか?」という吹田市民の不安が広がり、さらに子どもや高齢者を狙った犯罪により、吹田市民の防犯・防災意識が高まっています。

 

吹田市では危機管理体制の強化や防災力・減災力の向上、消防や救急体制の充実、防犯力向上などの政策を盛りこみ、災害に強く犯罪の少ない街づくりをめざしています。

 

<高度情報化社会への対応や公共施設の老朽化対応>

 

インターネットの利用率は年々増加しており、いまやスマホは1人に1台が当たり前の状況です。

 

その一方でインターネットのセキュリティ問題(情報漏洩やサイバー犯罪)により被害を受ける方が後を絶ちません。

 

またSNS上での誹謗中傷などにより被害を受けるケースもみられます。

 

ネットのセキュリティ対策や個人情報の保護、情報教育の充実が急務です。

 

また高度成長期に建設された公共施設が老朽化しており、建て替えや取り壊し、大規模リフォームの時期を迎えています。

 

公共施設をすべて建て替えるためには膨大な予算が必要となり、吹田市の財政を圧迫。

 

そのため今後の公共施設の需要をみながらどの施設を建て替え、どの施設を大規模リフォームするか、どの施設を廃止して統合するかなど選択が迫られています。

 

吹田市の総合計画と将来計画図について


吹田市の総合計画と将来計画図について


 


<4次吹田市総合計画の大綱について>

 

4次吹田市総合計画では「8つの分野と3つの視点」が将来像を実現する鍵として提示されています。

 

3つの視点)

1・分野を超えた連携

 

2・市民と行政との協働

 

3・地域の特性を活かした街づくり

 

8つの分野)

1・人権・市民自治…平和と人権を尊重する街づくり/市民自治による街づくり

 

2・防災・防犯…災害に強く安心して暮らせる街づくり/犯罪を許さない街づくり

 

3・福祉・健康…高齢者と障がい者の暮らしを支える街づくり/地域での暮らしを支える街づくり/健康・医療の街づくり

 

4・子育て・学び…子育てしやすい街づくり/学校教育の充実した街づくり/青少年が健やかに育つ街づくり/生涯にわたり学べる街づくり

 

5・環境…環境先進都市の街づくり

 

6・都市形成…緑豊かで安全・快適な都市空間づくり/安全・快適な都市を支える基盤づくり

 

7・都市魅力…経済活動の活性化/文化やスポーツに親しめる街づくり/市民が吹田市に愛着をもてる街づくり

 

8・行政経営…行政資源の効果的な活用

 

8つの分野は「大綱」として基本構想の基盤となっています。

 

<具体的な基本計画とは?>

 

8つの大綱に対して具体的な基本計画も策定されていますので、それぞれまとめてみましょう。

 

1・人権・市民自治…非核平和への貢献(平和祈念館の年間来場者数の設定など)/人権の保障/男女共同参画の推進(市職員の管理職における女性の割合を増やす)/情報共有の推進/市民参画・協働の推進/コミュニティ活動への支援(市民団体や自治会に対する支援を増やす)

 

2・防災・防犯…危機管理体制の充実/防災力・減災力の向上(市民への意識啓発や自主防災組織活動への支援実施)/消防救急救命体制の充実

 

3・福祉・健康…生きがいづくりと社会参画への促進/暮らしを支える支援活動充実/介護保険制度の安定的な運営/生活困窮者への支援や社会保険制度の適切な運用/健康づくり推進

 

4・子育て・学び…就学前の教育・保育の充実/地域の子育て支援の充実/配慮が必要な児童・家庭への支援/学校教育の充実/学校教育環境の整備(校舎や体育館、トイレなどの改修)/青少年の健全育成/放課後の居場所を充実させる/生涯学習の推進

 

5・環境…低酸素社会への転換促進/資源を大切にする社会システム構築(安定的に廃棄物を処理できる施設の維持管理、長寿命化)

 

6・都市形成…土地利用誘導と良好な景観形成/良好な住環境の形成(市街地の整備・再整備、市内住宅の耐震化支援など)/緑の保全と創出

 

7・都市魅力…道路や水道、下水道の整備/交通環境の整備(バリアフリー化や下水道管の更新延長など)/産業振興と起業支援(空き店舗を有効活用した起業支援や農地の活用など)/文化振興

 

8・行政経営…ICTの利用・活用(市民の利便性向上に役立てるためICTの利用を進める)/公共施設の最適化/人材育成の促進(時代の変化に柔軟に対応できる市役所職員の育成)/効率的な行政財運営推進

 

吹田市が8つの大綱を中心にこれから10年間の街づくりをおこないます。

 

詳細は吹田市のHPで公開されていますが、市民総務室(701番窓口)に問い合わせれば計画書の有料配布(900円)も可能です。

 

まとめ


 

吹田市第4次総合計画についてまとめました。

 

吹田市では市民自治、防災、防犯、福祉、健康、子育て、教育といった吹田市民の関心の高い計画はもちろん、環境や都市形成、都市魅力、行政経営など吹田市全体の発展や将来性についての全体像も念頭に置いた具体的な計画が策定されています。

 

中核都市へと移行した吹田市、今後もますます変化・発展していくことでしょう。


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