
大阪府吹田市は大阪市の北部にあり、大阪市のベッドタウンとして発展してきました。
大阪府には5月6日以降緊急事態措置が発令され、「最低7割、できれば8割程度の接触機会の低減」を目標に外出自粛要請やイベントの自粛要請、スポーツ施設やボウリング施設などの遊興施設の営業自粛が続いています。
5月31日(日)まで、臨時休業を継続すると決定しており、現在、多くのお子さんが自宅学習を余儀なくされているのが現状です。
そのため吹田市では、休校措置で自宅にいるお子さん向けに「自宅学習支援サイト」を開設、学習支援のための吹田市自宅学習支援ソフトウェア、動画集、教科別リンク集、運動例などを公開、リンクを貼るなどして対応。
今回は、吹田市による自宅学習支援サイトを紹介していきます。


<ソフトウェアの利用には学校からのログイン情報が必要>
「吹田市自宅学習支援ソフトウェア」は、小学校1年生から中学校3年生までのドリル教材を集めたサイトです。
このサイトについては、令和2年3月9日付で吹田市教育委員会から保護者宛に、「ソフトウェアの利用開始」の連絡が通知されています。
この自宅学習支援ソフトウェアは、「ラインズ e ライブラリアドバンス」と呼ばれる各学校のパソコン教室に導入したソフトを、臨時休校中の自宅学習用に公開しているものです。
サービス利用期間は、令和2年3月10日(火)からサービス終了時までとされており、今の時点ではいつサービスが終了するかはわかっていません。
吹田市の小中学校に通学する生徒や児童だけが利用できるシステムであり、他の市町村の生徒は利用不可です。
このソフトを使用するには、まず以下のような手順が必要になります。
1.学校に「学校コード/ログインID/パスワード」を問い合わせる
(保護者でも生徒本人でもどちらでも構いません)
2.PCかスマホでログインページにアクセス
3.学校コード/ログインID/パスワードをすべて入力する
<小学校1年生から中学校3年生までの教材が集積>
自宅支援サイトにログインすると、小学校1年生から中学校3年生までの各教科のドリルが集まっており、問題数は約57,000問と非常に豊富です。
在籍する学年に関わらず、小学校1年生から中学校3年生までの全ドリルに挑戦できます。
解説教材や確認問題は印刷して利用でき、中学英語はリスニング問題にも対応。
さらに中学生は、公立高校入試過去問題が利用可能で、高校入試対策にもなりとても便利です。
毎日ドリルをクリアすると、画面上の木がどんどん育っていくため、お子さんのやる気が湧いてきますね。
ただし学習履歴やパスワード、IDなどはサービスの利用が終了した時点ですべて削除されます。
またパスワードやIDなどの重要な情報は、他の方に教えないように注意してください。
<ドリル以外のコンテンツも充実>
吹田市自宅学習支援ソフトウェアは、学習用のドリルだけではなく、早解きクイズやデジタル単語帳、他の生徒とマラソンのように問題が解ける「マラソンクイズ」などのソフトも充実しています。


<小学校低学年用家庭学習シート>
自宅学習支援には、小学校低学年用・小学校中学年用・小学校高学年用・中学生用の4種類の家庭学習シートが掲載されています。
小学校低学年は、家庭学習の習慣を身につけさせる基本となる時期、最後まで課題に取り組めるようにご家庭で声掛けをして学習継続をサポートするために「学習シート」が用意されています。
小学校低学年では、「今日はどんな勉強をしたのか」を記録することが重要です。
日付や起きた時間、健康状態はもちろん、午前中にどんな教科をどんな目標で学習したのか?午後はどんな学習をしたのか?就寝時間、今日一日の感想などきちんと記入できるように、あらかじめ作成したフォームが用意されているので活用しましょう。
この学習シートを印刷して学習状況を書いてもらえば、お子さんの学習状況が一目でわかり管理しやすくなり便利。
学習する前に「鉛筆は削っていますか?正しい姿勢で座っていますか?テレビやゲームの電源を切っていますか?」など、学習するための姿勢をチェックする項目もあります。
<小学校中・高学年用家庭学習シート>
小学校中学年・高学年用の家庭学習シートは、低学年のものと内容はほとんど変わりません。
保護者用の「家庭学習の進め方」というガイドがあり、どのようにお子さんの学習を進めていけばいいかアドバイスや目安が掲載されています。
このガイドでは、「同じ教科を一気に学習しないように/前回の復習から始めましょう/学習する教科書を3回読んでください/読み終わったらワークシートに挑戦しましょう」など、学習の流れが詳しく解説されています。
<中学生用家庭学習シート>
中学生になると、1日のスケジュールを自分で決めて計画的に学習する能力を養う時期になります。
保護者の手を借りるのではなく、自主的に学習スケジュールを組んで自分のペースで勉強を進めていく必要があります。
学習シートは小学校高学年とほとんど変わりませんが、学習前には小学生同様「学習の前にテレビやゲームの電源を切る/正しい姿勢を保つ/携帯電話はマナーモードにする・または電源を切る」など学習環境をしっかり整えることが大切だと、学習の手引きには書かれています。
小学生も中学生も、学習環境や学習時間を確保することがとても大切です。


<子育て応援チャンネルで保護者支援>
「子どもの発達科学研究所」は吹田市のいじめ予防の取り組みに協力しており、臨時休校にあたって「子育て応援チャンネル」を新設。
人気講師・和久田学先生や浜松市の発達相談支援センタールピロの内山所長が登場し…
・楽しい子育て生活を守る方法
・暇な時間をどうつぶすか
・コーピングリストを作ろう
・ストレスをためないためにできること
・約束の仕方
・具体的な勉強の方法
など、たくさんの動画をアップロードしています。
<動画の長さが短いのでサッと視聴できる>
アップロードされたビデオは長くて5分、平均2~3分で終わるように構成されています。
30~40分の長いビデオは、保護者の方でもなかなか見続けることができないため、短時間で分かりやすく解説されていると見やすいですね。
なかには保護者向けではなく、お子さんが見ても参考になる動画も。
教科書を読んでドリルをするだけではなく、ご近所新聞を作る、昆虫採集をするなどできることが紹介されています。
基本的には保護者向けの動画集なので、興味のあるタイトルだけをピックアップして視聴するのも良いですね。
<ほかにもある動画集>
臨時休校期間中は自宅にこもりがちになり、すっかり体が鈍ってしまいますね。
運動不足を解消するために、吹田市家庭学習支援サイトでは「すいた笑顔(スマイル)体操」や「めっちゃスマイル体操」「めっちゃWAKUWAKUダンス」などの動画がアップロードされていますので、ぜひチェックしてください。
映像を見ながら楽しく運動できるように工夫されています。
親御さんも一緒に外出自粛していると、やはり運動不足気味になると思いますので、お子さんと一緒に楽しく音楽と映像で体を動かしてみましょう!

今回は、大阪府吹田市の自宅学習支援サイトの内容についてご紹介しました。
自宅学習支援ソフトウェアを利用するには、あらかじめ学校側にIDやパスワードなどを確認しなければなりません。
また、このソフトウェアを利用するにはインターネット環境やPC、スマホ、タブレットなどが必要です。
学習の前にまずは、インターネットで勉強できる環境かどうか、ネット環境がないならどうすればいいのか確認するのがおすすめです。











