大阪府の中南部に位置する松原市。
大阪市の繁華街まで電車で15分と、通勤通学やレジャーにもアクセスがよく、商業施設も充実した住みやすい街です。
平成25年には、事故や怪我などを予防し安全な街づくりを進めるコミュニティを認定する「セーフコミュニティ国際認証都市」となり、安心して暮らせる治安が良い街づくりに、積極的に取り組んでいます。
また、松原市は緑化活動にも力を入れており、公園などの緑が充実した環境もその魅力の1つですが、これからマイホーム購入を考えている方にとって、さらに気になるのは子育て支援が充実しているか、でしょう。
自治体からのサポートが充実しているかどうかは、マイホーム購入の場所を選ぶ際の重要なポイントになりますよね。
今回は、子育て世帯におすすめの街、松原市の気になる支援について紹介します。
子供の健康や安全に気を配っていても、急な病気や、不慮の事故によるケガは意外と多いものです。
そんな緊急時の対処法を知っておいたほうが安心ですが、実際に起きてしまったら、慌ててしまってどう対処すればよいのか判断に迷う場合もあるでしょう。
松原市が運営しているサイト「まつばら子育てネット」では、緊急時のサポートが充実しており、対処に迷ったときに使える救急受診アプリ「Q助」と、救急医療の相談ができる「救急安心センターおおさか」を案内しています。
緊急時に慌てないために、どのようなものなのか知っておくと心強いでしょう。
救急受診アプリ「Q助」とは、総務省消防庁が開発・推奨するスマートフォン向けのアプリ（Web版もあり）で、簡単にインストールしてすぐに利用できます。
このQ助は、子供の急な病気やケガで対処に迷ったとき、緊急の度合いに合わせた対処法を表示してくれる便利なアプリです。
症状や状態をアプリ画面の指示どおり選択していくと、緑・黄・赤の色分けをしたアイコンが以下のような結果を表示します。
・緑色…様子をみながら医療機関を受診する
・黄色…救急車を呼ぶほどではないが、できるだけ早めに受診する
・赤色…すぐに救急車を呼ぶ
緊急度だけでなく、何科を受診したらよいかのアドバイスも表示してくれるので、医療機関選びに迷うこともなくなります。
また、診療時間や診療科目など医療機関の詳細を検索できる「医療情報ネット」や、タクシー会社を検索できる「全国タクシーガイド」へのリンクも表示され、すぐに検索できるようになっている充実したアプリです。
緊急度が赤色の場合は、「119番に連絡する」とボタンが表示され、そのまま発信し、救急車を呼ぶこともできるすぐれもの！
救急時の素早い判断ができるだけでなく、何件も医療機関に問い合わせる時間のロスもなく、すぐに行動に移せるように誘導してくれる、おすすめのアプリです。
「救急安心センターおおさか」とは、大阪府が運営している救急医療相談窓口です。
この「救急安心センターおおさか」は、医師の支援体制のもと、相談員や看護師が24時間・365日、電話での相談に対応しており、緊急時の対処に迷ったときにすぐに相談できます。
休日や時間の制限がない相談窓口があるのは安心ですし、その窓口を、市が運営するサイトに掲載されているのは、助かりますよね。
救急車を呼んだほうがいいのか、応急手当としてなにができるのかなどを相談できるので、慌ててパニックにならずに、気持ちを落ち着けてまずは電話してみるといいかもしれません。
また、相談の結果、緊急だと判断された場合は、すぐに救急車が出動してくれる体制が整っている点も心強いです。
子育て支援の一環として、松原市では子育て支援センターを運営していますが、実際はどんなところなのか、またどのように活用すればよいのか分からない…という方も多いのではないでしょうか。
子育て支援センターにはどういった役割があるのか、またどのように有効活用すればよいのか紹介します。
まず、育児中の方が気軽に悩みを相談できる場所としての役割があります。
育児に関する悩みについて相談できるスタッフが常駐しており、アドバイスをしてくれます。
また、子供の発達や体に関する悩みについては、看護師や保健師が専門的な指導をしてくれる、頼りになる場所です。
病院へ行こうか迷うような、ちょっとした不安を相談できるのは心強いですよね。
さらに、子育てサークルのサポートや、保育施設を紹介するといった支援活動を行うのも、役割の1つです。
加えて、子供を遊ばせながら親同士が交流できる場所としての役割もあるので、イベントや講習会を行い、参加した地域に住む親子が交流しやすい環境を作っています。
このように、子育て世帯へのサポートを充実させるための、様々な役割があるのです。
育児中の悩みを1人で抱え込むのはよくありませんし、親子が健やかに安心して暮らすために、相談できる場所があるのは心強いものです。
また、同年代の子供が遊びに来るので、子供にとって友達を作りやすい場所であると同時に、足を運ぶうちに顔見知りができることは、親にとっても嬉しいことではないでしょうか。
新しい街で子育てを始めた方は、どこで子供を遊ばせたらよいのか分からないでしょうし、悩みを相談できる場所が欲しくてもどこへ行けばいいのか分かりませんよね。
そんな時は、ぜひ子育て支援センターを有効活用しましょう。
子供を遊ばせながらスタッフに悩みを相談でき、また親同士の出会いの場でもありますから、地域の情報を教えてもらったり悩みを共有できたりと、気分転換にもなりますよ。
子育て支援が充実している松原市では、9か所の子育て支援センターが子育て世帯をサポートする役割を担っており、「まつばら子育てネット」では、各センターの紹介や開催イベントなどの情報を提供しています。
「まつばら子育てネット」で知ることのできる情報について、以下で紹介します。
子育て支援センターが実際にどのようなことを行っているのか、その内容や対象年齢などが詳しく説明されています。
子供と一緒に参加したくなるような充実した講座や教室が紹介されているので、ぜひ参加して情報交換の場として活用しましょう。
各子育て支援センターの場所を紹介する「松原市地域子育て支援拠点マップ」は、住所や電話番号だけでなく、外観の写真も掲載された分かりやすい地図です。
印刷した地図を持っていなくても、携帯電話やスマートフォンでいつでも見ることができるので便利です。
松原市では、「松原市子育てすくすくポイントカード」を発行しています。
子育て支援センターや園庭開放を利用するたびにポイントが貯まり、貯まったポイント数に応じた商品と交換できるカードです。
未就園児1人につき1枚、各センターか市役所に申請すればその場で発行してくれますし、子供が喜ぶぬいぐるみやこども商品券だけでなく、一時保育利用券や宿泊施設の割引券など、使いたくなる商品が盛りだくさん！
このようなポイントカードを持っていると、貯めたくなりますよね。
子育て支援センターが開いているイベントを、カレンダーで見ることができます。
日にちごとに開催予定のイベントが記されており、各イベント名にリンクが貼ってあるので、日時や場所、対象年齢などをすぐに確認できるようになっています。
今日はどこの子育て支援センターでイベントをやっているのかな？と、検索するのも楽しいですよ。
子育て世帯が安心して暮らせる街を目指す松原市は、支援が充実しており、新しく住民になる方にも分かりやすく情報を提供しています。
緊急時の対処法や、子育て支援センターの情報を誰でも閲覧できる「まつばら子育てネット」は、見やすく充実した内容になっており、手助けになる情報をたくさん得られるので、ぜひチェックしてみてください。
