大阪府の泉北地域に位置する高石市は、コンパクトな街ながら、歴史ある建物や見ごたえのある絶景などが点在しているエリアです。
そんな高石市の観光スポットのなかでも、今回は特色のある神社についてご紹介します。
高石市のおすすめ神社①高石神社(たかいしじんじゃ)
天神の社として知られる高石神社は、白雉元年(西暦650年)から鎮座しており、1360年余りの歴史があります。
神社のある高師浜エリアは、かつてその景色の美しさから、百人一首・万葉集などにも歌われた地域です。
有名な歌人もたくさん訪れていたことでしょう。
こちらの神社は、昔は大阪湾に面した松林の中に境内があったそうです。
そして現在、境内には、祐子内親王家紀伊が詠んだ百人一首の歌碑があります。
約2メートルの高さの自然石でできており、裏側にはこの場所で詠まれたとされる歌も刻まれています。
境内には、そんな昔の名残を感じさせる松がたくさん生い茂っています。
参道を進んで松の密集した空間を迂回すると、隠れていた社殿が姿を現します。
祀られている少彦名神(すくなひこなのかみ)は、神彦巣日神の子または高皇産霊神の子とされています。
温泉・酒造・農耕・交易・まじないなど多才な神様ですが、特に医療・医薬の知識に優れているそうです。
病気平癒や身体健全にご利益があると言われています。
さらに高石神社は、だんじりの宮入神社としても有名です。
敷地内には4町のだんじり小屋が並んで建っていて、お祭り当日はおおいに盛り上がります。
高石神社 基本情報
●所在地:大阪府高石市高師浜4丁目1-19
●アクセス:南海高師浜線「高師浜駅」より徒歩約4分
●御祭神:少彦名神/天照皇大御神/熊野坐三社
高石市のおすすめ神社②等乃伎神社(とのぎじんじゃ)
大阪府高石市取石の府道30号線(大阪和泉泉南線)を西へ少し入ったところにあるのが等乃伎神社です。
「等乃伎」の名前の由来は、この地を治めていた中臣氏の一族である「殿来連」という説が有力です。
延喜式神名帳という古い書物にこの神社のことが書かれているものの、建てられた年など詳しいことはわかっていません。
等乃伎神社は住宅地の中にありますが、境内に入ると背の高い木々に囲まれるため、落ち着いた雰囲気が感じられます。
鳥居をくぐったところにあるのは、祓岩(はらいいわ)と呼ばれる大きな岩です。
社殿へ向かう前に、この祓岩をお参りして穢れを祓うことになっています。
そのまま参道を進んでいくと、広い空間につきあたります。
その奥の、やや小高い場所に建っているのが社殿です。
また、こちらの神社はお守りの種類の多さでも知られています。
「よそでは手に入りにくい御守」という謳い文句を掲げており、珍しいお守りを求めて全国から参拝客が訪れるそうです。
境内北側の授与所には、数え切れないほどのお守りが並べられています。
スタンダードなものはもちろん、「ニコチン依存症封じ」「健脚美脚守」「血液サラサラ守」といった、ユニークなお守りを見つけることが可能です。
なかには有名キャラクターとコラボしたものや、だんじりを模した一刀彫のものもあり、ズラリと並ぶお守りを眺めるだけでも楽しめますよ。
等乃伎神社 基本情報
●所在地:高石市取石2丁目14-48
●アクセス:JR阪和線 富木駅より徒歩7分
●御祭神:天児屋根命
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まとめ
今回は、大阪府高石市にあるおすすめの神社をご紹介しました。
ご近所に歴史と趣きのある神社があると、なんだかパワーをもらえるような気がしますね。
静かで落ち着ける空間を求めている方は、ぜひ参考にしてください。
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