所有している不動産を売却しようと決めたら、皆さんはまず何から始めますか?
ほとんどの方は、インターネットで似たような物件の相場を調べたり、売却査定を行ったりしてから媒介を依頼する不動産会社を決めることになるでしょう。
しかし媒介を依頼すると言っても全て担当者に任せるのではなく、ご自分でもしっかりと販売計画を立て、それに基づき販売活動を行うことが重要です。
今回は、不動産を売却する時の販売計画と販売活動についてお話します。
販売活動を始める前になぜ販売計画を立てる必要があるのか
不動産は基本的に高額な取引なので、売り出したからといってすぐに買い手が見つかるとは限りません。
加えて、不動産物件の市場価格は常に変動していきます。
不動産は、基本的に古くなればなるほど価値が下がっていくものです。
それを考慮すると早く売った方が得策なのですが、売却を急ぐならその分価格も考慮しなければなりません。
このように、売却価格の設定は意外と難しいものなのです。
そのため担当者とも相談し、売り出すタイミングと価格のバランスなどを踏まえ、事前にしっかりと販売計画を練っておくことが重要なポイントとなるのです。
販売活動に向けた販売計画の立て方のポイントとは
販売計画を立てる時は、まず現状での査定価格を基に売り出し価格を決めること、そして売り出し当初の価格で売れなかった場合はどのくらいの時期に値下げに踏み切るか考えましょう。
さらに、最終的に「この価格までは下げる」とボーダーラインも決めておきます。
また販売計画では、どの広告手法を選ぶかも考えなくてはいけません。
不動産売却の広告には、データベース(レインズ)への登録、チラシのポスティングや新聞の折込チラシ作成、媒介を依頼する不動産会社のサイトや大手ポータルサイトへの掲載があります。
広告は多額の費用がかかるものから比較的手軽な費用でできるものまで様々ですが、どの媒体・手法が一番良いのかはケースバイケースなので一概には言えません。
そして販売計画は、どんな方をターゲットとするのか、物件の魅力や強みなどを考えることも重要です。
なお、販売活動を始めたらただ買い手が現れるのを待つのではなく、反響や活動状況などを定期的に確認しましょう。
不動産会社と結ぶ媒介契約は、通常3ヶ月で解除となります。
媒介契約を結んで3ヶ月が経っても思うように売れず、担当者の販売活動にも疑問が残るようであれば、契約を更新せず別の不動産会社に頼むかどうか考えてみましょう。
まとめ
不動産の売却は高額な取引である分、「とりあえず売り出せば良いや」と思わず、失敗しないように慎重に進めなくてはいけません。
「あの時ちゃんと考えていれば良かった」と後悔しないように、しっかりと販売計画を立てたのちに販売活動を行いましょう。
大阪府で一戸建て・マンション・土地などの不動産売却を検討中なら、ハウスゲートまでぜひお問い合わせください。
\今読まれている記事はこちら!/