大阪府守口市役所に2019年7月にオープンしたばかりの子育て世代包括支援センター「あえる」は、妊娠から就学前までのワンストップ窓口として機能しています。
子育ての悩みや、子育ての知識をつけるための講座の開催、乳幼児が安心して遊ぶことのできる広場などがあります。
以下では、守口市に住まいを検討中の方に役立つ、子育て世代包括支援センター「あえる」の詳細について説明していきます。
2019年の7月にオープンした守口市の子育て世代包括支援センター「あえる」は、妊娠から子育てまでの総合窓口として、守口市役所3階北エリアこども部のフロアにあります。
営業時間は、月曜日から土曜日までの午前9時から午後5時30分までで、日曜・祝日は休みです。
「あえる」では、「出あえる」「話しあえる」「向きあえる」「支えあえる」「助けあえる」という5つの「あえる」という言葉通り、子育て世代の人に寄り添った支援を日々業務として行なっています。
守口市では、「あえる」ができるまでは、市民保健センターで妊娠の手続きを行なっていたのですが、「あえる」がオープンしたことによりワンストップで子育てまでの相談や支援ができるようになりました。
・「あえる」の主な業務
「あえる」の主な業務として、子育て世代の人が安心して暮らせるように、保健師・助産師・保育士などの資格を持った専門職を配置して、不安や疑問などの相談に応じて助言をしてくれます。
はじめての子育ての人は悩むことが多いでしょう。
そんな時は、「あえる」で相談してみましょう。
どんな些細なことでもいいので、子育てに関する相談を受けるのが「あえる」の仕事の一つです。
子育て世代の心強い味方となっているのです。
・関係機関と連携を取りながら支援を行う
また、「あえる」では、相談に応じて助言だけではなく、関係機関と連携を取りながら支援を行うこともあります。
妊娠期の、母子健康手帳や妊娠健康診査受診券の交付も、出産後の出生届の提出も、「あえる」内の同じ窓口で行うことができるので便利ですね。
そのほか、産後5ヶ月未満で体調不良や育児に対する不安、家族の援助を受けることができずに産後に支援が必要な人には、産後ケア事業(訪問型・宿泊型)があります。
産後ケア事業は、守口市在住の生後5ヶ月未満の乳児とその母親を対象にしていて、条件が当てはまれば利用することができます。
助産師が家庭へ訪問するか、産後ケアを提供することができる施設へ宿泊します。
そこで、母親のケアや育児の手伝い、母親がゆっくりと休むことができるようなお手伝いなどのサポートをするのが産後ケア事業の主な内容です。
この事業は平成30年から開始されており、産後ケア事業にかかる費用の一部を助成してもらえる制度もあります。
1回1,000円(生活保護世帯は500円)につき120分利用することができ、最大3回までの利用が可能です。
宿泊型では、最大6泊7日まで産後ケア施設で宿泊することができます。
1泊2日で4,000円、1泊追加するごとに2,000円かかります。
生後4ヶ月までの赤ちゃんがいる家庭には、保健師などの専門員が訪問して、子育て支援の情報提供をしてくれます。
乳幼児健診に関しては、市民保健センターで行います。(ただし、4ヶ月健診は市役所や児童センターでも実施しています。)
・ファミリーサポート事業
また、子育て期から就学の時期になると、忙しい保護者のためにファミリーサポート事業があります。
ファミリーサポート事業とは、子どもを一時的に預かってほしい保護者と、子どもを預かることができる人をつなぐ活動です。
原則的に生後3ヶ月から小学校6年生までの子どもを預かることができます。
預かってくれる人は、心身ともに健康的な人であるうえ、入会の説明や講習を受けています。
援助の内容等については、依頼者とファミリーサポート事業に協力している人との間で事前の打ち合わせも行われます。
ファミリーサポート事業に参加している人であれば、安心して利用することができるのではないでしょうか。
ファミリーサポート事業の内容としては、認定こども園までの送迎や冠婚葬祭時の預かりなどがあり、買い物等での外出時にも活用することが可能です。
ただし、ファミリーサポート事業は事前の登録が必要なので注意が必要です。
気になった方は、料金や時間等の詳細が守口市のホームページに掲載されているので、ぜひご覧ください。
「あえる」で利用することができる、子育て世代包括支援センターでは、妊娠後の面接や両親学級、講習会など、さまざまな支援が行われています。
「あえる」は、妊娠期から子育て期までの総合窓口です。
妊娠時、面談をすることができるので、不安なことや悩みがあったら遠慮せずに話してみましょう。
一緒に考えて、一つずつ解決していくことが大切です。
守口市では、妊娠したらまずは「あえる」へ行きましょう。
先ほども書いた通り、妊娠時に母子健康手帳などの交付と一緒に面談をしてもらうことができます。
また、妊娠中の過ごしかたや、予約することで参加ができる両親教室に参加することによって、ほかの人との交流や仲間をつくることができるのです。
両親教室の内容としては、赤ちゃんのおふろ実習やパパの妊婦体験など、子育てに必要な情報や知識を学ぶことができます。
赤ちゃんが生まれたあとは、専門員が家庭訪問を行って、育児についてのアドバイスや情報を提供してくれます。
また、離乳食講習会に参加して、離乳食のはじめ方や作り方を学ぶこともできます。
「あえる」では、「もりランド」という遊びの広場を併設しています。
子育て支援センターの機能が併設されており、就学前までの子どもが両親や祖父母と一緒に遊ぶことができる広場です。
大型のおもちゃや絵本がそろっており、月曜から土曜日までの開放時間に、気軽に遊びにいくことができます。
「もりランド」を利用することで、ほかの赤ちゃんとふれあう機会や先輩ママからの助言をもらえるかもしれません。
両親向けの講習会も開催されており、講師を呼んで年齢により変化する子育てについて、話を聞くことも可能です。
また、「もりランド」内には子育てアドバイザーの人がいるので、子育ての相談や情報を得ることもできます。
守口市に2019年の7月に誕生した子育て世代包括支援センター「あえる」は、妊娠から子育てまでのワンストップ窓口です。
面談などのサポートや情報提供が充実しており、些細なことでも相談することが可能です。
市民保健センターとの連携によるスムーズな支援があるほか、併設されている「もりランド」では、両親や祖父母と一緒に遊ぶこともできます。
両親教室など、子育ての知識を身につけるための講座も複数開設されているので、気になる講座があれば参加してみてはいかがでしょうか。
このように、守口市の子育て世代包括支援センター「あえる」は子育て世代の大きなサポートになりそうです。
守口市に住めば、子育ても安心ですね。
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