最近、体験農園に参加したいと考えている子育て世代の人が増えているそうです。
なぜなら、子どもに体験農園を経験させることによって、家族とのコミュニケーションや野菜の作り方を知るいい機会になるからです。
体験農園では、ただ野菜を育てるだけではなく、週末にイベントを開催している農園もあります。
また、農園には週2日ほどアドバイザーがいるので、指導を受けることで初心者でも楽しく取り組むことができるというメリットもあります。
この記事では、大阪府守口市に住まいをお考えのファミリーに役立つ、守口市の体験農園について紹介します。
守口市内で体験農園マイファームが運営しているのは、守口1号農園と守口2号農園です。
この2つの施設を運営している「体験農園マイファーム」のホームページでは、「自産自消=自分でつくって自分で食べる」というテーマを掲げ、全国100ヶ所以上で農園を展開しています。
体験農園マイファームのメリットとしては、週末などの空いた時間を使って農園に足を運ぶことができるので、誰でも気軽に農業を体験することができるところです。
体験農園マイファームは、耕作放棄地と呼ばれる使われなくなった農地をリメイクして体験農園を運営しています。
そのため、地域の人や農地を残しておきたいと考えていた農家の人からもとても喜ばれているそうです。
体験農園マイファームの特徴としては、子どもでも安心で安全な畑仕事をすることができるように、有機無農薬で栽培することを基本としています。
農園内には、必要な道具や肥料はそろっているので、最初の苗さえ買えば、あとは手ぶらで来園することができるのもうれしいですね。
また、初心者からこだわりを持つ人まで楽しめるように知識と経験が豊富なアドバイザーの助言をもらうことができます。
体験農園では2年以上の継続も可能なことから、土づくりを学ぼうとする人もいて、アドバイザーの存在は非常に有益です。
体験農園マイファームに所属する「自産自消アドバイザー」は個性豊かなスタッフで構成されているので、アドバイスをもらうだけではなく、会話を通して交流を深めていくのもいいですよ。
その他、週末には、誰もが楽しむことができるイベントが開催されることがあります。
季節に合わせたイベントも用意されています。
イベントの例としては、ピザ釜を使った野菜のピザ作り、農園近くの竹やぶから竹を切って流しそうめんをするなど、季節や自然と調和したイベントが盛りだくさんです。
イベント情報はホームページに載っているので、ぜひチェックしてください。
1つ目は、守口1号農園です。
守口1号農園は、守口市八雲西町にあり、電車で行く場合は、大阪市営地下鉄谷町線・守口駅より徒歩約10分です。
京阪電鉄だと、京阪本線・守口市駅より徒歩約15分かかります。
車でも行くことができるなど非常に便利な場所で、関西でも人気のある農園となっているそうです。
区画数は50区画あり、月額利用料金は1年で6,480円/15㎡(1区画)です。
農園の契約期間は1年間ですが延長も可能で、運営費は初年度年額10,800円、2年目以降は3,780円となっています。
守口1号農園の施設設備としては、休憩小屋・用水路・トイレがあります。
守口1号農園の特徴は、無農薬有機栽培または自然農法、どちらかを自由に選んで育てることができることです。
スタッフがおすすめしている野菜は、スイカやキャベツなどの難易度の高い野菜です。
しかし、難易度の高い野菜でも、農園内には曜日によってベテランのアドバイザーがいるので、自信がなくても育てることができるはずです。
守口1号農園のベテランアドバイザーは基本的に木曜日と土曜日にいることが多いようです。
次に紹介する守口2号農園は、守口1号農園のすぐ近くにあります。
区画数は47区画で、月額利用料金や運営費は、守口1号農園と一緒の値段で運営されています。
守口2号農園の施設設備としては、休憩小屋・貯水タンクがあります。
こちらのおすすめ野菜も、ベテランアドバイザーがいることから、難易度の高い野菜をおすすめしています。
守口2号農園のアドバイザーは、基本的に水曜日と土曜日にいることが多いようです。
守口市の体験農園は、1年中いつでも利用を開始することができます。
利用するためには、まず農園見学の申し込みをします。
実際に農園見学に行き、気に入った農園が見つかれば、いよいよ利用申し込みです。
利用申し込みは、直接農園で申し込むこともできるそうですが、インターネットでも申し込み受付をしています。
農園の利用料金の支払い方法は、銀行振込一括払いかクレジット払いのどちらかとなっています。
ただし、クレジット払いの場合は、メールアドレスも登録しておく必要があるので覚えておいてください。
体験農園マイファームが運営している農園を利用する際は、種や苗は自分で用意する必要がありますが、それ以外に必要なものはありません。
また、アドバイザーが不在の時も農園は自由に使うことができます。
子どもを持つ親の約9割が「自分の子どもに農業体験に参加させたい」と考えている調査があることからわかるように、子どもが農業体験できる体験農園はとても人気です。
子どもが小さいうちから体験農園に参加することで、道徳観を学んだり、自己肯定感や正義感が育つメリットがあると言われています。
具体的な例を挙げると、人に優しくすることや友だちのケンカの仲裁に入るなど、体験農園は子どもをポジティブにさせる力があるようです。
子どもの心をポジティブな気持ちにさせる理由の一つとして、人間がコントロールすることができない自然というなかで、周りの人に支えてもらいながら課題や困難に立ち向かうことによって社会性が育つと考えられているからです。
農業だけではなく、自然とふれあいながら育つ子どもは、心が満たされるだけではなく、情緒の安定にもつながります。
また、体験農園で得られた自己肯定感は、学力アップにもつながるといわれています。
学力アップは最大のメリットではないでしょうか。
体験農園マイファームでは、子どもが野菜の成長などを知ることにより食育への関心を育み、家族で参加することで子どもの体験や思い出づくりをすることができます。
農業をしていくうちに、関心が野菜作りから料理へと移っていく人もいるようです。
今回紹介した、守口市にある守口1号農園と2号農園は、住宅地の一角を使った農園で、最初に種や苗さえ準備しておけば、あとは手ぶらで農園まで足を運べる手軽さが魅力です。
週末の空いた時間で、子どもだけでなく大人も楽しむことができる守口市の体験農園に参加して、自然とのふれあいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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