大阪府門真市でマイホーム購入を検討している子育てファミリー向けに、門真市のおすすめのお出かけスポット「パナソニックミュージアム」をご紹介していきます。
門真市のパナソニックミュージアムは、見学だけでなく子ども向けのものづくり体験もあるなど、家族みんなで楽しめるスポットです。
門真市の人気スポットである、パナソニックミュージアムの概要を見ていきましょう。
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門真市のパナソニックミュージアムのメインは、「松下幸之助歴史館」です。
パナソニックの創設者である松下幸之助の経営理念と、パナソニックグループの歴史を見学することができます。
94年間の生涯で見出した行き方や考え方、その道をたどりながら、松下幸之助の人生観も学ぶことができる歴史館です。
展示見学の内容は時代の流れに沿って紹介されており、「創業の家」の復元も展示されています。
当時の様子がリアルに再現されており、アタッチメントプラグの製造工程なども見学することができます。
展示エリアの中央には「学びの社」があり、松下幸之助の言葉に触れられます。
ミニシアターも上映され、パナソニック100年の歴史映像や、商売・経営・人づくりの哲学を学べる内容になっています。
また、パナソニックの歴史資産アーカイブズコンテンツを自由に閲覧できるライブラリーのコーナーも設置されています。
松下幸之助発言集をはじめ、自身の著書や、人生観・経営観にまつわる、約300冊もの書籍を見学できるなど魅力が満載です。
門真市にあるパナソニックミュージアムのもう1つのスペースとして「ものづくりイズム館」があります。
コンセプトシアターや収蔵庫などが見学できる他、デザインも見学できるエリアです。
マスターピースギャラリーやヒストリーウォール、テクノロジーと技の伝承のコーナーもあるなど豊富な内容になっています。
アクセス:京阪電車「西三荘」駅下車徒歩2分
入館料:無料
見学可能日時:月~土曜日、祝日 9:00~17:00
休館日:日曜日、年末年始
松下幸之助は、経営の神様と呼ばれています。
パナソニックを一代でつくり上げ、5年間で売り上げを4倍にする「5ヵ年計画」を4年で達成するという偉業を成し遂げた人物です。
1894年和歌山県に生まれ、豊かな暮らしをしていましたが、1899年頃父親が米相場に失敗し破産してから生活が変わりました。
9歳で単身大阪に出て、火鉢店、自転車店に奉公したのち、1910年に大阪電灯(現 関西電力)に勤務します。
電車ができることで自転車の需要が減り、電気事業が将来有望だと16歳ながらにしっかりと電気の未来をみて、見習工として入社したそうです。
わずか3ヵ月で見習工から工事担当者に昇格し、通天閣の電灯工事などさまざまな工事を担当しました。
工事担当者から検査員に昇格したのち、新しい電気ソケットの開発に取り組み始めます。
何とかソケットをものにするために、1917年に大阪電灯を退職し、独立しました。
1917年10月にはようやく少量のソケットをつくることができたのですが、ほとんど売れることはありませんでした。
困窮した中、川北電気から扇風機の碍盤の大量注文がありました。
納期の厳しい注文でしたが、無事に利益を手にすることができました。
この成功から窮地を脱し、1918年には23歳で松下電機器具製作所を創業、アタッチメントプラグや二灯用差し込みプラグを考案します。
これらのヒットで経営は軌道に乗っていきました。
その後自動車ランプのヒットなどで順調に業績を伸ばしましたが、1929年に世界恐慌があり大量の在庫を抱える危機をむかえます。
リストラを行う他ない状況でしたが、松下幸之助は従業員を一人も減らさず、工場は半日勤務、しかし日給は全額支給する施策を行います。
これにより社員は全力で販売にあたり、在庫をたった2か月で売りつくしました。こうして危機を乗り越え、ラジオの製造などにも取り組み、事業がさらに拡大しました。
1946年にはPHP研究所も創設、1979年には松下政経塾を設立しています。
1989年、94歳で亡くなりました。
このような歴史も、門真市のパナソニックミュージアムで詳しく学ぶことができますよ。
門真市のパナソニックミュージアムでは、ものづくりイズム館で、週末に子ども向けのワークショップを開催しています。
その為、ただ見学するだけではなく実際にものづくりを体験できることも特徴となっている施設です。
具体的な内容としては、2019年10月に「LEDランタンづくり」がありました。
樹脂粘土を使い、思い思いの形を作って作り出す、世界に一つしかないLEDランタンです。
他には10月のイベントとして、「空気のふしぎ工作」という題のペットボトル空気法を作るワークショップや、「アニメーションテレビを作ってみよう」というテレビの仕組みを考える工作などが毎週土曜日に行われています。
<2019年11月のワークショップ情報>
11月も毎週土曜日にワークショップがあり、9日には「電球型ボトルでデコレーション」というハーバリウム工作が行われます。
16日には「乾電池工作教室」があり、電池の種類や仕組みを学びながら、自分だけの乾電池が作れる内容です。
23日には「ロボットプラグラミング」があり、パナソニックミュージアムで初めてのプログラミングに関するワークショップが行われるのだそうです。
30日には、「ネックライト工作教室」があり、明かりの進化やLEDについて学習することもできます。
これらは全て、1か月前を目途に受付が始まります。
抽選で選ばれた小学生が参加できますので、ぜひホームページで確認してみてください。
門真市のパナソニックミュージアムの見学では、専用アプリの「LinkRay」をダウンロードするともっと楽しめます。
松下幸之助歴史館、ものづくりイズムの展示エリアでは、LEDの光を活用して、スマートフォンに情報を提供する最新のソリューションが導入されています。
これがLinkRayです。
アプリを起動し、展示エリアにあるマークにスマートフォンを向けるだけで利用できます。
日本語だけでなく、英語や中国語(簡体字・繁体字)など9言語に対応している優れもののアプリになっています。
LinkRayは、パナソニック同時技術の光IDを活用したシステムのことです。
LEDを光源としたライトやディスプレイから送信されるID信号を、スマートフォンで読み取ることで、交通案内や店舗・商品に関する情報などを簡単に入手できるようになります。
特徴としては、受診レスポンスが速いことがあります。
直感性に優れており、看板などの方向にスマートフォンをかざすだけで通信でき便利です。
対象物に近づいて正確な画角合わせをしたり、ピント合わせをしたりすることは不要なので、受信速度が速いことも特徴です。
また混雑状況にも強く、人混みで画面を遮られた場合も、光が届けばIDの受信をすることができます。
アプリを起動するだけで電波も使用しないので電波干渉を気にせずに、複数の光ID発信光源を隣接する場所にも設置可能です。
アプリをダウンロードすることで無料利用できますので、ぜひアプリも活用しながら、門真市のパナソニックミュージアムを楽しみたいですね。
門真市にあるパナソニックミュージアムは、展示を見学しながらパナソニックについて学べる施設だとわかりました。
また見学だけでなく、ものづくりが体験できるので、子どもも十分に楽しめそうです。
アプリも活用しながら、ファミリーでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。