不動産売却はさまざまな手続きが必要になるものです。
とくに、築浅戸建ての不動産売却は売却のタイミングやコツが分かりにくいかと思います。
そこで、本記事では築浅戸建ての売却のタイミングやコツについて解説します。
離婚や相続などの理由により築浅戸建ての売却を考えている方はぜひご確認ください。
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弊社へのお問い合わせはこちら「築浅戸建て」を売却する理由はきちんと伝えることが重要
築浅戸建てを売却する理由としては離婚や相続などがあるかと思いますが、築浅戸建ての売却は理由を伝えることが必要です。
というのも、数年で転居すると決まっていながら新築もしくは築浅戸建てを購入する方は少ないですよね。
ですので、築浅戸建てが売りに出されていると、買い手は「住宅に何か問題があるのでは?」と思ってしまいます。
買い手に納得して購入をしてもらうために売却するきっかけを不動産会社や買い手へ伝えていきましょう。
とくに、住宅に何らかの欠陥や敷地内で自殺・変死といった理由である場合は必ず伝えなければなりません。
もし、それら理由を隠して売却してしまうと契約不適合責任を負うことになり、損害賠償請求もしくは契約解除がなされるのです。
買い手に安心感を持って購入してもらうためにも、築浅戸建てを売却する理由は必ず不動産会社、買い手へ伝えましょう。
「築浅戸建て」の価格変動と売却するタイミングの関係性
不動産を高く売却したいのであれば、築浅のうちに売却したほうが良いです。
しかし、築浅戸建てはどのような相場変動が起こり、いつがベストな売却タイミングとなるのでしょうか。
それぞれをしっかりと確認し、売却活動をいつおこなうべきか把握しておきましょう。
築浅戸建ての価格変動
まず、不動産は入居者がお部屋に入った時点で価格が10%ほど落ちると言われています。
さらに、築年数が1年経過するごとに価格が2~3%落ちていく傾向が築年数10年まで続いていきます。
その後、築年数11年~20年間では緩やかな下降傾向となり、築年数20年を超えると新築価格の10%ほどの価格で横ばいになることが一般的です。
築年数が20年を超えた場合は戸建てだけの売却ではなく、土地も合わせた売却である場合が多くなります。
このように、戸建て住宅というものは築年数を重ねていくと、最終的には新築戸建ての10%ほどで価格変動が落ち着くものです。
不動産会社によって多少の違いはありますが、一般的には築年数5年以下の不動産を築浅物件と言います。
ですので、築浅戸建ては価格変動がもっとも大きい期間に当たり、築年数が1年増すごとに価格がどんどん下がっていくものです。
築浅と呼ばれる境界である築年数5年である場合の時点で、戸建ての価格は新築戸建ての価格の70%ほどに下がっています。
築浅戸建ては価格変動がもっとも大きく、年々価格が下がっていることを認識しておきましょう。
築浅戸建ての売却タイミング
築浅戸建ては築年数が増すごとに価格が下がっていきます。
ですので、築浅戸建てにおけるベストな売却タイミングは今すぐの早期売却です。
また、近年では「新築のように綺麗な不動産を安く買える」といった理由から築浅戸建ての需要が高まってきています。
このような理由からも築浅戸建ての売却を考えているのであれば早期売却をおすすめいたします。
「築浅戸建て」を早期売却する6つのコツ
築浅戸建ては早期売却がおすすめですが、売却時にいくつかのコツも必要となるものです。
コツをしっかりと確認し、適切に売却活動を進めていきましょう。
コツ1. 欠陥がある場合は必ず伝える
まず、1つ目のコツは前述のように欠陥がある場合は伝えることになります。
ここで注意していただきたいのが、売主が欠陥を知らなかった、気づいていなかったといった場合でも契約不適合責任は生じることです。
つまり、「その欠陥は知らなかった」と伝えても損害賠償請求や契約解除がなされる可能性は十分にあります。
売りに出す戸建て住宅に欠陥がないかきっちりと確認しておきましょう。
もし、自分での判断が難しいと感じる場合は専門家が事前に調査をしてくれるインスペクションの利用をおすすめいたします。
インスペクションは事前調査によって欠陥がある場合は判明するため、できるだけ用いていきましょう。
インスペクションは不動産売却前や査定時に用いることが多く、費用相場は5万円~6万円ほどとなっています。
コツ2. 室内を清潔に保っておく
2つ目にのコツは、室内を清潔に保っておくことです。
築浅戸建てを購入する理由として、安く、綺麗な戸建て住宅を購入したいといったものがもっとも多く見られます。
もし、室内が清潔でないと購入理由である綺麗な戸建てから外れることになり、買い手が付かないかもしれません。
リフォームやリノベーションをする必要はありませんが、自分での掃除もしくはハウスクリーニング依頼をおすすめいたします。
とくに、下記の部分は買い手が内覧時によく見る場所です。
●玄関
●お風呂・洗面台・トイレなどの水回り
●キッチン
●壁クロス
売却前にこれらに汚れがついていないか、自分の掃除で汚れを落とすことができそうかをしっかりと考えておきましょう。
コツ3. 売却時期を12月~1月にする
コツの3つ目は、売却時期を12月~1月にすることです。
不動産の売買が一番盛んである時期は、新生活の為に引っ越しがもっとも多い3月となっています。
不動産の売却はすぐにできるものではなく、ある程度の期間が必要であるため12月~1月には売却の準備が必要です。
3月に売却活動を始めるのではなく、12月~1月におこなう必要があることはぜひご認識ください。
コツ4. 設備を残す
コツの4つ目は、エアコンや照明などの設備を残すことです。
買い手によってはエアコンや照明が残っていると購入する手間や費用が省け、購入の後押しとなる可能性があります。
また、築浅戸建てにある設備は比較的新しいものが多いかと思います。
そのような設備はとくに需要が高い可能性があり、物によっては残すべきなのです。
しかし、逆に残さないほうが良いものもありますので、不動産会社や売買契約の締結時に買い手としっかりと話し合って残す設備をお決めください。
コツ5. 売却額はローン完済も考慮する
コツの5つ目は、売却額はローン完済も考慮することです。
築浅戸建てを売却する際、住宅ローンの完済が条件となっています。
もし、売却益でローン完済をおこなおうとしている方は、売却額から下記の費用が引かれることも認識しておかなければなりません。
●仲介手数料:不動産会社に支払う手数料
●印紙税:売買契約書の作成にかかる税金
●抵当権抹消費用:抵当権を外すための費用
●譲渡所得税:売却益にかかる税金
これら費用がかかってもローン完済がおこなえるかは事前にしっかりと計算しておきましょう。
コツ6. 3,000万円特別控除の利用
6つ目のコツは、3,000万円特別控除の利用です。
不動産を売却すると譲渡所得税といった税金が売却益にかかります。
しかし、3,000万円特別控除が適用されると、売却額から3,000万円を引いた値に譲渡所得税がかかることになるため税額を大きく下げることが可能です。
自身が3,000万円控除の適用条件に当てはまるかどうかが分からない方はお気軽にご相談ください。
まとめ
本記事では築浅戸建ての売却のタイミングやコツについて解説しました。
築浅戸建ては価格変動の観点から早期売却がおすすめです。
本記事で解説した6つの押さえながら不動産売却を進めていきましょう。
枚方市で不動産売却をする際には、株式会社ハウスゲートにお任せください。
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