「セカンドオピニオン」とは元々が医療用語であり、担当医師以外の医師から「第2の意見」を求めることをいいます。
最近では不動産においても、セカンドオピニオンを求める方が増えています。
第三者の意見を求めることの重要性や、どういった業者に相談すべきかを解説します。
不動産売却のセカンドオピニオンとは?
不動産におけるセカンドオピニオンとは、現在の担当と別の専門家に「第2の意見」を求めることをいいます。
お世話になっている不動産会社を替えるのではなく、現在の売却活動の進行状況や、次にどういった行動をすべきかなどを相談します。
豊富な経験や知識を持ち、客観的な立場にいる第三者からの意見は売り手の不安を解消し、決断に自信を持たせてくれるのです。
なぜ売却にセカンドオピニオンが必要なのか
物件売却にあたって見積もりを1社から取っただけでは、その査定が相場に対して妥当であるのかどうかを自分で判断するのは難しいものです。
物件の査定額は査定した業者の得意・不得意や地域などによっても異なります。
より客観的な査定額を知りたいと思うのであれば、なるべくたくさんの業者から話を聞くことが必要になってきます。
ではインターネットの「一括見積もりサービス」に依頼するのはどうでしょう?
一括見積もりサービスは、一度の手続きで複数の業者に見積もりを請求することができます。
複数の見積もり額を簡単に比較できるメリットは良いのですが、折り返しがかかってくる業者からの電話対応が煩わしいというデメリットもあります。
見積もりを取る業者を単純に増やせばいいという話でもないでしょう。
宅地建物取引士などの信頼できる専門家に、納得のいくまで話を聞いてもらうことが重要なのです。
売却でセカンドオピニオンを受けるべき内容とは
セカンドオピニオンは不動産売却を検討しようとするタイミングで利用する方法があります。
売却の時にどのような手続きを踏めばいいのか、必要な書類は何であるのかを具体的に相談することができます。
物件の相場価格や適正価格が分からなくて不安に思われている方も多いでしょう。
正しい相場価格が把握できれば、好条件で売却することが可能になるので、ぜひ相談しておきたいところです。
一方業者とすでに媒介契約を結んで、不動産を売るための営業努力を依頼している方も、相談すべき内容があります。
契約から長期間が経っているのに売却の成立へ至らず、売却活動の見直しを行うべきなのかといった不安が出てくることもあるでしょう。
良心的な業者の中には、コンサルティングサービスを提供している業者があるので、セカンドオピニオンを依頼しましょう。
まとめ
確かな第三者によるセカンドオピニオンは不動産売却に関する様々な不安を解消してくれる特効薬です。
残念ながら、不動産業者には優良な業者ばかりではなく、悪質な業者も多くいます。
売却活動のどのタイミングでも有効ですので、信頼できる業者にぜひ依頼してみましょう。
私たちハウスゲートは、大阪の不動産売却に関するご相談など承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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