日本のみならず、都心は人口過密の傾向が強く、戸建て住宅よりもマンションが増加しています。
そして、タワーマンションと呼ばれる超高層マンションも林立されているのが現状です。
今回は、マンションの売却を検討している方に向けて、マンションの階数による価格差は実際にはどのくらいなのか、また、低層階であっても売りやすくするための方法をご紹介させていただきます。
マンションの階数による価格差はどれくらい?
たとえば、同じマンションの全く同じ間取り・平米数であれば、階数が1階下がるごとに30万円程度の価格差が生じると言われています。
具体的な数字で見てみますと、14階建てのマンションの14階と1階の価格差は、約390~430万円も開きがあるのです。
とはいえ、1階には専用の庭がついていることもあり、多少は価格が上乗せとなる場合もあります。
もちろん、実際のマンションの部屋は階数に関係なく、間取りや広さも違えば、方角も異なりますので、その分、同じ階数で価格差があるのも珍しいことではありませんので、この限りではありません。
概して、お部屋の方角は、南・東・西・北向きの順に、価格が低くなるようです。
そして、角部屋は、採光や通風に優れているだけでなく、そもそも部屋数が少なく人気なため最初から価格が高く設定されています。
逆に、階段やゴミ置き場が近いといった特殊事情のある部屋の価格は低いので、ご注意ください。
マンションは低層階でも売りやすくできる?検討すべき5つの戦略
高層階より人気がなく、売却時に不利になってしまいがちな低層階のマンションですが、少しでも売りやすくするためにできることがないわけではありません。
それは次の5つのようなものが挙げられます。
①同じマンションより高い階が売りに出ていないときを狙う
②高い階よりも安い値段で売りに出す
③低層階のメリットをアピールし、デメリットを緩和する
④ターゲット層を絞る
⑤良い不動産会社を選ぶ
どうしてもそのマンションに住みたい人にとって、価格が安いことは購買意欲が刺激されることとなり、有利な売却が期待できます。
さらに、地震や火災といった災害時に、素早く避難できたり、エレベーターではなく階段を使えば安心安全であるといった面を強調することもおすすめです。
ほかにも、高齢者や家族連れにターゲット層を絞り込み、住みやすさを全面に押し出すことも売却しやすくする方法と言えそうです。
そして、最も重要になってくるのが、良い不動産会社を選ぶことです。
なぜなら、良い不動産会社は、親身になって①~④の対策や具体的な方法の相談に乗ってくれますし、さらに売りやすくなるノウハウや適切なアドバイスを提示してくれるからです。
まとめ
いかがでしたか?
確かに、マンションの階数が低くなればなるほどに価格や人気は下がってしまうようです。
ですが、低層階には低層階の良さがあり、それに魅力を感じる人がいることもまた事実です。
より堅実な戦略を練って、絶好のタイミングで売り出すことが、低層階であっても売りやすくするポイントと言えそうですね。
マンションの売却を検討している方で、なにかお困りでしたらお気軽に、ハウスゲートまでお問い合わせください!
\今読まれている記事はこちら!/