この記事では、門真市への引越しを検討している子どもを持つ保護者に向けて、乳幼児から小学生の子どもまでを対象とした一時保育事業の紹介をしています。
一時保育の制度を使えば、保護者が仕事で家を空けていても、子どもが一人になることを避けることができます。
また、専門職のスタッフが対応してくれ、安全なので安心して仕事や家事に専念することができるでしょう。
子どもの一時保育といえば、保育園や放課後児童クラブが思いつくと思いますが、ほかにも支援制度は充実しています。
働く保護者にとっては強い味方になる一時保育の制度を、ぜひ活用してはいかがでしょうか。
門真市は大阪府の北東部に位置しており、以前は河内蓮根が特産品の穀倉地帯でしたが、現在では産業都市として発展しています。
人口は約12万3,000人で、子どもの数はその内の約10%です。
交通網が発達しており、大阪市内に比較的出やすい地域です。
門真市の子育て支援制度は、児童手当・児童扶養手当をはじめ、ひとり親世帯に向けた医療費助成制度や、大阪府内全域で使用することができる子どもの医療費の助成制度があります。
ほかにも、未熟児の治療に対する養育医療給付などの制度も設けられています。
門真市の一時保育事業は、主に0歳から12歳の幼児・児童を対象に行っています。
保育所での一時預かりや放課後児童クラブをはじめ、門真市内で会員になった人だけが利用することができるファミリー・サポート・センターの活動、病児・病後児保育など、保護者のニーズに沿った支援事業を展開しています。
まず、紹介する一時保育は病児・病後児保育についてです。
病児・病後児保育とは、病気または回復期に向かっている子どもを持つ家庭で、仕事などで看病することができない場合に利用することができる保育制度のことです。
対象年齢は生後6ヶ月から12歳(小学校6年生)までと、幅広く対応してもらえます。
病児保育の場合に対象となる子どもは、病状の急変はないけれど、集団生活の中で過ごすことが困難な子どもや、保護者が仕事などのために家庭で保育することが困難な子どもです。
一方で、病後児保育は病気の回復期ではあるけれど、集団生活が困難な子どもや保護者が仕事などのために家庭で保育することが困難な子どもが対象となります。
これらの一時保育を利用する場合は、事前に門真市役所にある保育幼稚園課の窓口で登録申請を行う必要があります。
こちらの一時保育は、保護者が病気やけがなどの理由で子どもの保育が困難な場合に利用することができる制度です。
また、保護者の心理的、身体的負担を軽減するための役割も担っています。
保育所の一時預かりでは、おやつや給食の提供、必要に応じて延長保育なども受け付けているそうです。
利用できる日は月曜日から土曜日までで、日曜と祝日は休園しています。(一部の園は日曜・祝日も開所しています。)
利用時間は園によって時間帯が異なるので注意が必要ですが、基本的には8時半から16時半までの園がほとんどのようです。
利用料は日額2,000円で、実施している保育所に直接申し込みをすることになります。
門真市内の各小学校には、放課後児童クラブが開設されています。
放課後児童クラブは、子どもに対して適切な遊びと生活の場所を提供するだけでなく、集団生活を形成しながら健全な育成をするといった目的もあります。
対象となるのは、保護者が仕事などのために放課後に保育することが困難な6歳(小学校1年生)から12歳(小学校6年生)までの子どもです。
地域の小学校だけでなく、門真市内であれば、私立小学校や支援学校に通う子どもも対象となります。
放課後児童クラブに在籍できるのは、1クラブ40名までの定員があります。
また、低学年の子どもが優先となるため、定員を超えているクラブは高学年になると入りづらい可能性があります。
各学校で2つから4つのクラブを開設しているので、利用するときは一度問い合わせてみるといいでしょう。
開設日は、月曜から金曜の放課後から18時までです(土曜・長期休業中は、8時半から18時まで開所されています)。
延長利用の場合は19時までとなっています。
門真市にある子どもの一時保育事業について紹介をしました。
子どもが病気になってしまった時に利用ができる病児・病後児保育や、保護者の身体的、精神的な理由から利用ができる保育所等一時預かりがあります。
また、保護者が日中働くために家で子どもをみることができない人を対象として、放課後児童クラブや、ファミリー・サポート・センターを利用することができます。
それぞれ、利用料金や会員登録の有無など条件が異なるので、見比べたうえで条件に合う子育て支援制度を活用してみてください。
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