
大阪府の府庁所在地が大阪市であり、政令指定都市です。
梅田を中心とするキタや、難波中心のミナミなどがあり、市外からも人が多く訪れ、市内は多くの人が移動するのに公共交通機関を利用します。
大阪市では、市営バスや地下鉄、さらにはニュートラムという交通機関もあります。
この記事では、大阪市の公共交通機関をご紹介します。


大阪市全域を運行エリアとしており、守口市や堺市などと隣接する市にも乗り入れをしています。
大阪市交通局が運行し、同じ運営元の地下鉄との乗継割引も導入されました。
2018年度末に大阪市による市営バスの運行が終了し、現在は大阪シティバスへ事業譲渡して、市営バスは民間運営となっています。
業界に先駆けて、新装備や新機構を取り入れています。
大阪市営バスが最初に音声合成式車内放送を取り入れ、クラリオンと交通局が共同で開発しました。
現在はタッチパネル式のLCD設定機が採用されています。
運転士カードリーダーによって、誰がどこでバスを運行しているか分かる仕組みもあります。
<市営バスの運賃>
乗車距離に関わらず1乗車は、大人210円均一です。
小学生以下の小児は110円、1歳以上の小学生就学前の幼児は、運賃を支払う大人1人につき2名まで無料、1歳未満の乳児は人数に関わらず無料です。
バス間の乗継の各種交通カードと、バスと地下鉄を乗継ぐ各種交通カードがあります。
バス間の乗継は、90分以内であれば1回のみ無料です。
地下鉄とバスを乗り継ぐときは、乗り継いだ交通機関の料金から100円運賃を引きます。
以下の乗車券や回数カードなどがあります。
・紙式回数券 : 23枚綴りで210円券が4,100円分、110円券が2,100円分
・回数カード : 大人用3,000円
・エンジョイエコカード : 大人用800円、小児用300円
・交通カード : Suica、PiTaPa、TOICA、PASMOなど(PiTaPa以外は車内チャージ可能)
・大阪市敬老福祉乗車証(ICカード式)
<利用額割引制度のマイスタイル>
PiTaPa専用の割引制度です。
定期券発売所やネットサイトであらかじめ利用申請すると、バス全線の1ヶ月定期運賃が上限7,560円になります。
1ヶ月の利用料金が7,560円未満のときは、実費での計算です。
地下鉄とバスの両方で使えるプランもあります。
<市営バスのバスターミナル>
現存するバスターミナルは以下の通りです。
・大阪駅前:大阪駅・梅田駅・西梅田駅・東梅田駅・北新地駅
・なんば:難波駅・大阪難波駅・JR難波駅
・出戸バスターミナル:出戸駅
・北巽バスターミナル:北巽駅
・天満橋:天満橋駅
・野田阪神前:阪神電鉄野田駅・野田阪神駅・海老江駅
・地下鉄住之江公園:住之江公園駅
桜川バスターミナルや南港バスターミナルなど、いくつかのバスターミナルは廃止されました。


日本初の公営地下鉄として、1933年に御堂筋線の梅田から心斎橋まで開通したのが始まりです。
2017年度末まで大阪市交通局が運行し、2018年度からは大阪市高速電気軌道株式会社に運営が移管されました。
大阪市高速電気軌道株式会社は、大阪市が全額出資する会社です。
東京地下鉄に次ぐ規模の公営地下鉄です。
車内放送は運行開始時は男性が努めていましたが、1999年4月以降は女性になっています。
全駅に接近放送と発車メロディーを導入しています。
<乗車料金>
大阪市地下鉄の運賃は、乗車料金と呼ぶようになっており、運営委託によって運賃という名前に変えられました。
大人の普通料金は以下の通りです。
・1区(~3km) : 180円
・2区(3~7km) : 230円
・3区(7~13km) : 280 円
・4区(13~19km) : 320円
・5区(19km~) : 370円
小児は半額であり、端数は10円単位で切り上げです。
第1種身体障害者手帳や第1種療育手帳などを持っている方は、介護人と一緒に乗車する場合にのみ、両者とも半額となります。
地下鉄と市バスを乗り継ぐときには、交通カードや回数カードなどを利用すると、運賃の合計料金から100円引かれます。
2017年からは、ICOCAとICOCA定期券を導入しました。
<一日乗車券と回数券>
・エンジョイカード
大阪市営の地下鉄、バス、ニュートラムが1日乗り放題です。
大人800円、小児300円の料金でエンジョイカードを利用できます。
・回数カード
地下鉄、バス、ニュートラムで利用できる回数カードであり、カードの有効期限はありません。
バスとの乗り継ぎでは割引が適用されます。
大人専用の回数カードであり、2,000円で12回使えます。
<路線と区間>
・御堂筋線 : 区間は江坂駅~中百舌鳥
・谷町線 : 区間は大日駅~八尾南駅
・四つ橋線 : 区間は西梅田駅~住之江公園駅
・中央線 : 区間はコスモスクエア駅~長田駅
・千日前線 : 区間は野田阪神駅~南巽駅
・堺筋線 :区間は 天神橋筋六丁目駅~天下茶屋駅
・長堀鶴見緑地線 : 区間は大正駅~門真南駅
・今里筋線 : 区間は井高野駅~今里駅
駅では、梅田駅の一番利用者数が多く、次いで難波駅で利用者数が多いです。
堺筋本町駅の一番利用者数が少なく、次いで西梅田駅で利用者数が少ないです。
梅田駅の利用者数は、一路線の利用者数として日本最多です。


コスモスクエア駅から住之江公園駅までを結ぶ、旅客輸送システムです。
南港ポートタウン線ですが、愛称としてニュートラムと呼ばれています。
駅のラインカラーは、海と空を表す水色です。
南港や咲洲に作られた南港ポートタウンの住宅団地やフェリーターミナルへの交通手段として、1981年に開通しました。
運賃体系は地下鉄と一体化されています。
ニュートラムのすべての駅は、ホームドア設置の1面2路線です。
開業時はニュートラムと駅構内の案内表示では使われましたが、現在は南港ポートタウン線の表示に変更されています。
2018年の大阪市地下鉄民営化に伴い、ニュートラムも大阪市高速電気軌道株式会社の運営になりました。
1991年からは乗務員が乗車せず、無人自動運転になっています。
無人自動運転開始初期は、自動運転への信頼が薄かったために、乗務員を乗車させてシステムを監視していました。
一時期事故があったので、事故からしばらくの間も乗務員を搭乗させていました。
車両基地のある中ふ頭駅を始発と終着として、早朝と夕方のラッシュ時にコスモスクエア駅行きを運行しています。
また、朝夕のラッシュ時と深夜時に住之江公園駅から中ふ頭駅行きが運行されています。
日中は約6分間隔で運行します。
地下鉄よりも乗車定員数が少ないために、ボートレース開催時やトレードセンターなどでイベントのあるときは増発します。
臨時ダイヤは、ダイヤ表示でM1という部分があるので、このM1のある時刻が臨時ダイヤです。
<駅と運賃>
ニュートラムの駅は以下の通りです。
・コスモスクエア駅
・トレードセンター前駅
・中ふ頭駅
・ポートタウン西駅
・ポートタウン東駅
・フェリーターミナル駅
・南港東駅
・南港口駅
・平林駅
・住之江公園駅
ニュートラムの運賃は地下鉄と同じであり、以下の通りです。
・1区(~3km) : 180円
・2区(3~7km) : 230円
・3区(7~13km) : 280 円
・4区(13~19km) : 320円
・5区(19km~) : 370円
小児は半額であり、端数は10円単位で切り上げです。

大阪市には、地下鉄、バス、ニュートラムと公共交通機関があります。
以前は大阪市によって運営されていた市営ですが、民営化され運行を民間会社に移行しました。
全体的に運賃は安いですが、定期券や回数券などを利用するとお得に交通機関を利用できます。
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